法定後見人制度 大まかな手続きの流れ

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重い知的障害のわが子(被後見人 以下、本人)を成年後見人に託すには、家庭裁判所に書類を提出して申し込む必要があります。これを申立(もうしたて)といいます。書類を提出して申し込む人を申立人(もうしたてにん)といいます。

申立ができるのは

  1. 4親等の親族までです。
  2. 4親等内の親族が申立できない場合は、区市町村長が申立できます。

法定後見人制度を利用するための、大まかな手続きの流れ

ここでは、親が自分以外の誰かにわが子を託すために、法定後見制度の中で最も助けが必要な方のための”後見”申立をする手続きの流れを説明します。

1.成年後見人の候補者を探す

法定後見人制度では家庭裁判所が後見人を決めます。申立人は候補者を立てることができます。

成年後見人制度の利用は、開始から本人が亡くなるまで続きます。一度決まった後見人を取り下げるのは難しいので、候補者選びは一番時間をかけたいところです。妥協はしないでください。いい人が見つからなければ裁判所が探してくれます。

後見人候補者に選べるのは?

  1. 個人の第三者…弁護士・司法書士・社会福祉士
  2. 法人の第三者…NPO・福祉団体
  3. 兄弟・親族・知り合い

今回はわが子を預ける人がいない場合について想定しているので、3番の”兄弟・親族・知り合い”は除きます。

後見人は個人がいいのか団体がいいのか

本人の年齢が若い場合、信頼できる団体がにお願いするのが理想です。成年後見人が個人の場合、後見人にもしものことがあった時に、次の後見人が決まるまで、本人の生活を見守る人がいなくなり本人の生活に支障がでる可能性があるからです。

2.家庭裁判所に連絡し、申立に必要な書類を準備する

本人の住民票がある地域の管轄の家庭裁判所に連絡し、指示に従って必要書類を準備します。
必要書類は申立書・医師の診断書・戸籍謄本などです。診断書など所定の用紙がありますので、必ず裁判所に連絡してから揃えてください。

3.書類を提出する(申立)

住んでいる地域の家庭裁判所に連絡をします。連絡が取れたら面接の予約をし、書類を提出します。

4.家庭裁判所で面接を受ける(事実調査 じじつちょうさ)

本人・申立人・後見人候補者の面接があります。本人が施設入所や入院で裁判所での面接をうけることはできない場合は、担当者が施設や病院へ行き、面接をします。

状況によって本人の能力鑑定が行われることがあります。

6.後見人が決まる(審判 しんぱん)

後見人候補者ではない人が後見人に選ばれる事もあります。

5.審判書謄本(しんぱんがきとうほん)が届く

謄本発効後に申立人による不服申し立てがなく2週間が過ぎれば、裁判所から法務局に登記が行われます。

後見の開始

登記事項証明書が発行されます。後見の開始です。

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